こんにちは、One=goです!
今回は、漫画『幸色のワンルーム』7巻についてネタバレを含めて解説していこうと思います。謎が多かった聖の過去がついに明かされました。さらに後半では新キャラクターも登場しましたね。順番に解説していきますよ。8巻の発売前に復習として是非お使いください。
幸色のワンルーム7巻で明かされた聖の過去と新キャラ
幸色のワンルーム7巻のキーパーソンは聖と亜実
第38話
6巻の続きから始まります。
聖は幸を引き取ることを提案します。
それは幸が自分の過去に似ているからでした。
「昔のオレにそっくりなんだわ」
引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,9ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
聖は八代に自身の過去を話し始めます。
聖の過去は壮絶そのもので言葉で表現できるものではありませんでした。
母親は宗教の熱狂的な信者で、一緒に住んでいる父親と思われる人も聖に関心がありませんでした。
母親は聖には悪魔がいると信じていて毎日悪魔を追い出すためと聖に虐待を行っていました。
ある日、母親が包丁を取りだし聖の右目を…。
そこにちょうど警官が駆け付け、聖を助け出します。
第39話
幸は聖が引き取るといったことを考えていました。
そして幸はお風呂場で母親の幻影を見ます。
聖が引き取ることはお兄さんと一緒に生活するよりも好条件であることに悩まされる幸。
引き取りの話をお兄さんにも話しますが、お兄さんはそっけなく対応します。
「もしお兄さんよりも好条件な選択肢が現れたらそっちに行くのが正しいよね…?」
引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,62ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
「…………………そうだよ」「君のその考えは間違ってない」
引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,63ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
第40話
幸たちの生活が進む中で警察も動き出します。
引っ越す前の部屋に残っていた幸の指紋と行方不明の幸の指紋が一致してしまいます。
それどころかお兄さんの似顔絵も作成されてしまいます。
一方、幸と矢代もネットのニュースで指紋のことを知ります。
再び現れる幸の母親の幻影。
幸は、精神的に悩まされます。
そこで、八代は散歩をして市との空気を吸うことを提案、幸もこの提案に従います。
第41話
バイトが終わったお兄さんは部屋のカメラで幸と八代がいないことに気づきます。
聖と急いでタクシーでアパートに戻ることに。
一方、幸と八代は神社まで来ていました。
遅い時間であったため誰にも会わないと考えていた八代でしたが、神社で新キャラクターに会ってしまいます。
「こんばんは」
引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,136ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
第42話
新キャラクター”亜実”の登場。
最初からこけたり、財布落としたりで天然さが溢れるキャラクターとして登場しました。
人と関わりたくない幸と八代はその場から離れようとします。
すると亜実が
「あなた達……もしかして……」
引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,141ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
「肝試しに来たんですよね?」引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,142ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
まさかのフェイント。
そこに突然男が現れました。
男は亜実を見るや、髪の毛を引っ張り無理やり連れて帰ろうとします。
八代はそれを止めようとします。
幸は男に対してカッターナイフを向けます。
やべーと思った八代。
すぐにその場から立ち去ります。
その道中で幸と八代ははぐれてしまいます。
第43話
八代の携帯にキレている聖から電話が
「今どこにいるんだ‼?」
引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,164ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
八代が送ってきた位置情報を元に聖とお兄さんが到着。
一方、幸は迷った先で亜実と再会します。
そこでさっきの男は亜実の夫であることが判明します。
そして夫から暴力を振るわれていることを明かします。
そこで幸はあることに気が付きます。
「お兄さんと出会う前の私に似てるんだ」
引用:はくり,『幸色のワンルーム 7』,スクウェア・エニックス,2019年,182ページ,ISBN978-4-7575-6221-9 C9979
亜実はフードを外していた幸がニュースでやっていた誘拐された子であることに気づきます。
幸は過去の自分を思い出し、亜実を殺害することを決めます。
そこにお兄さんが駆け付けて幸を止めます。
そのあと、聖と八代も到着。
亜実の自殺を止めます。
そして、お兄さんは幸に自分のことを話し始める場面で終わりました。
今回のまとめ
今回は『幸色のワンルーム』7巻の解説と振り返りをしました。聖の過去と亜美の初登場、そしてお兄さんの名前が「ハル」であったことなど内容が濃い一巻でした。聖は自分の過去を幸と照らし合わせ、幸の選択肢を広げたいと考えていました。亜実は今後も幸たちと何か関りがありそうですね。そして8巻の冒頭ではお兄さんのことが明かされると思います。楽しみですね。
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