エヴァンゲリオンに登場する機体の種類は非常に多く、それぞれの機体ごとに異なる部分があります。
エヴァの謎のカギを握るひとつでもあり、エヴァの考察の際には必要不可欠です。
新劇場版エヴァンゲリオンでは、新たにMark.04、仮設5号機、Mark.06、EVA8号機、Mark.09、第13号機が追加されました。
エヴァンゲリオンの機体を一覧形式でご紹介します。
機体番号 | 旧 | 新 |
0 | 零号機 | 零号機 |
1 | 初号機 | 初号機 |
2 | 弐号機 | 2号機 |
3 | 参号機 | 3号機 |
4 | 4号機 | 4号機/EvangelionMark.04 |
5 | 量産型(5号機) | 仮設5号機 |
6 | 量産型(6号機) | エヴァンゲリオンMark.06 |
7 | 量産型(7号機) | 不明 |
8 | 量産型(8号機) | ヴィレカスタムEVA8号機 |
9 | 量産型(9号機) | エヴァンゲリオンMark.09 |
10 | 量産型(10号機) | エヴァンゲリオンMark.10 |
11 | 量産型(11号機) | 不明 |
12 | 量産型(12号機) | 不明 |
13 | 量産型(13号機) | エヴァンゲリオン第13号機 |
EVA零号機〈旧&新〉
世界で初めて開発・建築されたエヴァシリーズの試作機体です。
プロトタイプではありますが、他の機体に劣らない性能を持ち合わせています。
零号機には青いカラーリングの機体もありますが、これはヤシマ作戦時に大破した部分を修理・改修した後の姿です。
青い零号機はアニメ版での登場のみで、新劇場版では機体のカラーリングは変更されませんでした。
パイロットは綾波レイです。
EVA初号機〈旧&新〉
謎の生命体である使徒に対抗するために建造されたエヴァシリーズの試作機体です。
初号機には疑似シン化第一覚醒形態という姿があります。
第10の使徒との戦いで行動不能になった初号機が、シンジの綾波を救いたいという気持ちに応え、再び動き出した姿です。
左腕が金色に光り輝いていて、頭上には天使の輪のようなものが現れています。
テレビ版では第14使徒ゼルエル(新劇場版の第10の使徒にあたる)の体の一部を自らの左腕として吸収しています。
第10の使徒は最強の拒絶タイプと言われており、初号機はその第10の使徒を倒しています。
パイロットは碇シンジです。
EVA2号機〈旧&新〉
作中でアスカが「本物のエヴァンゲリオンよ」と言ったように、世界初の正規実用型EVAです。
実戦を考慮し建造されたため、武装なども一新されています。
2号機には獣化第二形態という姿があります。
第10の使徒との戦いでマリが使いました。
裏コード ザ・ビーストにより発動し、肩と背中から無数の円柱が生えて、まるで獣のような動きで戦闘力が上がります。
また、第10の使徒との戦いで大破した機体を修復・改造した機体を改2号機β、US作戦後に装備やデザインが一新された機体を改2号機γ、改2号機γがコード 777(トリプルセブン)を発動した姿が獣化第四形態[第ニ種]です。
US作戦とはQの冒頭でヴィレがネルフから初号機を強奪する作戦のことです。
その後、新2号機α JA-02機体流用ニコイチ型に姿を変えます。
獣化第四形態で自爆した機体を修復・改造された機体で、機体のほとんどを修復パーツで補っています。
パイロットは式波・アスカ・ラングレーと真希波・マリ・イラストリアスです。(アニメ版では惣流・アスカ・ラングレーです。)
EVA3号機〈旧&新〉
北米ネルフ第3支部で建造された正規実用型のエヴァです。
2号機の後継のために日本に送られており、最新鋭機とされていましたが、起動実験中に使徒に乗っ取られて、初号機のダミーシステムによって倒されました。
パイロットは式波・アスカ・ラングレーです。(アニメ版では鈴原トウジです。)
EVA4号機〈旧&新〉
ネルフ第二支部にて稼働限界延長実験の試験機として運用されたエヴァです。
同実験中に事故が発生し、第二支部ごと消滅しました。
アニメ版でも劇場版でも名前しか出てきておらず、謎の多い機体です。
稼働時間問題を解決する新型内蔵主機のテストベッドとしての実験中に消滅しました。
次世代型開発データ取得を目的とする実験機でした。
本当に事故だったかどうかも明らかになっていません。
パイロットは不明です。
EvangelionMark.04〈新〉
Evangelion Mark.04は今のところ3機体が登場しています。
Qに登場したネルフが保有する機体で、すべて自立型のエヴァです。
機体にはEVA4と刻印されており、EVA4号機の残骸からできた機体ではないかと考えられています。(詳細はまだ不明。)
QでUS作戦時に改2号機と戦闘しますが、突如動き出した初号機によって倒されています。
QでAAAヴンダーに襲い掛かりましたが、ヴンダーの空中回転によって破壊されています。
EVA量産機(5号機~13号機)〈旧〉
ゼーレが建造した人類補完計画のための機体です。
背部には収容可能な翼があり、広げることで飛行することができます。
体内にS2機関を搭載しており、活動限界がありません。
自己再生能力を持ち合わせています。
パイロットは渚カヲルのダミープラグです。
仮設5号機〈新〉
封印された第3の使徒を監視し、非常事態時には第3の使徒を倒すために特化したエヴァです。
迅速な行動をとるために、足は4本あり、車輪状になっています。
他のエヴァ機体とは異なり、アンビリカルケーブルではなく、両肩のパンタグラフによって電力供給されています。
パイロットは真希波・マリ・イラストリアスです。
エヴァンゲリオンMark.6〈新〉
ゼーレが建造したエヴァです。
真のエヴァンゲリオンと言われ、建造過程が異なっており、作中ではサードインパクトを起こそうとした初号機を止めています。
Qでは自立制御型に改良され、無人で動きます。
パイロットは渚カヲルです。
ヴィレカスタムEVA8号機〈新〉
ネルフが建造したエヴァをヴィレが強奪し、運用している機体です。
ネルフが建造した機体が8号機α、その後にヴィレが改良した機体が8号機βとなっています。
パイロットは真希波・マリ・イラストリアスです。
エヴァンゲリオンMark.09〈新〉
Qに登場したネルフが保有する機体です。
外見は零号機に似ていますが、装甲配置などに微妙な違いがあります。
作中では一度も外部電源を使用しておらず、活動限界はないと思われています。
Mark.09の真の姿は、第一のアダムスの器[移行中間形態]ゼーレ仕様でした。
飛行能力、強力な光弾、自己再生能力、変形、侵食能力などの能力も持ち合わせています。
機体は全身がコアでできているため、一部が破壊されてもすぐに修復されます。
パイロットはアヤナミレイ(仮)です。
エヴァンゲリオンMark.10〈新〉
2020年8月に鎌倉で開催されたぼんぼん祭りにて公開された機体です。
眼、口はなく、顔には大きくⅩが描かれています。(Mark.10…だからか?)
公開されたシンエヴァの本予告には登場しておらず、作中には登場しない可能性もあります。
新たな情報が公開され次第、こちらでも更新します。
パイロットは不明です。
エヴァンゲリオン第13号機〈新〉
Qに登場したネルフが保有するエヴァです。
この機体は唯一、ダブルエントリーシステムが搭載されている機体のため、2人で操縦することが想定されています。
ちなみに、この機体にはATフィールドがなく、その代わりに、ATフィールドビット:RSホッパー(周りで飛び回っているやつ)が多数搭載されています。
エヴァンゲリオン 第13号機[四本腕]の姿もあり、リリスとMark.06に刺さったロンギヌスの槍とカシウスの槍を抜くために二対目の腕を展開し、4本腕となりました。
エヴァンゲリオン 第13号機 擬似シン化第3+形態[推定]の姿では、機体が白色に輝きます。
Mark.06に潜伏していた第12の使徒に包みこまれ、吸収し覚醒した姿です。
覚醒した第13号機によりガフの扉が開き、フォースインパクトの始まりの儀式が始まります。
その後、DSSチョーカーによって渚カヲルが死んで、シンジのエントリープラグが強制射出され、第13号機は活動を停止します。
パイロットは碇シンジと渚カヲルのダブルエントリーです。
コメント