今回は、『千と千尋の神隠し』に登場する謎のキャラクター、”坊”についてご紹介します。
せんちひは公開から20年近く経った今も解明されていない謎が多いですが、その中でも坊は謎の多いキャラクターです。
『千と千尋の神隠し』坊とは何者なのか?父親の正体は?
坊は『千と千尋の神隠し』に登場するキャラクターの中でも謎の多いキャラクターの一人です。『千と千尋の神隠し』に登場するキャラクターはみんな個性的ですが、中でもひときわ存在感がハンパないのが坊です。
見た目は赤ん坊の姿をしていますが、普通に言葉を話せたりします。(正直、子どものころに映画を観た時はトラウマでした…。)
しかし、ジブリ作品ならではのすごいところは、年齢を重ねるごとに作品の見え方が変わってくるという点です。大人になるにつれ、子どものころに観た怖かったシーンが怖くなくなったりしました。(坊はいまだに怖いですが。(笑))
さて、坊の情報として明らかなのは、湯婆婆の溺愛する息子であることです。
残念ながら父親の存在は公式に明らかになっていません…。
ということで、父親の正体は分からないということが結論です。
しかし、ファンによる坊についての考察はめちゃくちゃ白熱しているのでご紹介します。
『千と千尋の神隠し』坊の父親の正体~ファンによる考察~
『千と千尋の神隠し』坊の父親・釜爺説
いまのところ一番の有力説が釜爺説ですね。
釜爺に関しては、湯婆婆の元カレ説では?とも言われています。
湯婆婆が表で営業し、釜爺が裏でそれを支えていることを考えると、一番しっくりきます。
昔からボイラー室の番人をしていた釜爺と湯婆婆は、夫婦でなくても何かしらの関係性がありそうですね。
『千と千尋の神隠し』坊の父親・頭説
頭説も有力ですね。
理由の一つとして挙げられるのは、作中でずっっっっっと坊の近くにいるからです。
魔法で姿を変えられてからも坊のそばを離れません。
そして、坊の他に唯一湯婆婆の部屋に入れる一人でもあります。
頭は3つありますが、あれも魔法で変えられた姿で、本来は別の姿があるのでは?という考え方もできます。
『千と千尋の神隠し』坊の父親・ハク説
これはないな。
しかし、序盤からハクとゆばーばの関係には、何か裏がありそうな雰囲気を感じます。
この2人の関係は非常に興味深いです。
『千と千尋の神隠し』坊の父親・おしら様説
常連客であるおしら様も有力です。
赤いふんどしを身に着けており、坊の赤い前掛けと共通する部分です。
油屋の最上階に行く描写もあり、息子である坊に会いに行ったと考えることもできます。
坊とおしら様、体型的にも一番似ていますかね?湯婆婆と何かしらの関係があってもおかしくありません。
『千と千尋の神隠し』についてのおすすめ考察
映画の考察をされているはやしさんが『千と千尋の神隠し』についても深い考察をされていたので、一緒にどうぞ!
『千と千尋の神隠し』にはどんなメッセージがこめられていたのか?
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