※本記事は原作のネタバレを含みます。
アニメ2期はやはり大幅カットしました。
原作を読んでいた原作勢は驚きが隠せません。
ユウゴやルーカスなど、GP(ゴールディ・ポンド)が丸々カットされ、本来出会うはずのメンバーが全て排除されています。
他の農園に対しての情報は鬼が語る部分で終結となるのでしょうか?
しかし、ノーマンとの再会により、ラムダでの仲間は登場しました。
アニメ『約束のネバーランド』2期の改変!ノーマンと早すぎる再会!
アニメ版約束のネバーランドにおいて50話ほどガッポリ一挙にカットされたことが2期の4話にて明らかになりました。
4話の時点ではまだ他のパターンでのユウゴたちとの出会いの可能性も残されていましたが、その可能性が5話にて完全に消えました。
ということは…アニメではユウゴとルーカスの登場はなし。
すでにノーマンと出会っているので約束のネバーランド120話付近まで話が進んだことになります。
アニメ版ではまだ幼い子どもと同じでしかないノーマンですが、漫画だともう少し時間がかかって成長しています。
『約束のネバーランド』2期1話~5話の原作とアニメの違い
- ミネルヴァさんのペン
- アルヴィピネラの蛇
- 他の農園の存在
- ムジカがあげたもの
- ユウゴ
- 壁の文字
- ゴールディポンド編
- ミネルヴァさんからの電話
- ノーマンの登場
アニメ
所有者:シスター・クローネ?→レイ
レイがもともと持っていた。クローネもペンのことは知っていた。
原作
所有者:シスター・クローネ→ノーマン→エマ
レイはペンについて一切知らない。
アニメ
ウーゴ冒険記に出てきたアルヴィピネラの蛇だと気づいて、これを使って追ってきている野良鬼を撒こうとする。
原作
アルヴィピネラの蛇だと気づかずに仕掛けに引っ掛かり、地下に落ちてしまう。しかし、ウーゴ冒険記を読んでいたみんなはこの木が本に出てきたアルヴィピネラの蛇だと気づき、外に出ることに成功する。この時に、ウーゴ冒険記が旅の手引書であったことに気づく。
アニメ
全カット。エマとレイはGF(グレイスフィールド)のことしか知らない。
アニメ5話でノーマンが仲間を連れて登場予定だったため。
原作
エマとソンジュが狩りから帰る際に、農園には種類があるとソンジュはエマに言う。
フィルたちを迎えに行くなら人数が足りない。
アニメ
ムジカはエマにお守りを渡す。
助言は言っていない。
原作
ムジカはエマにお守りと一緒に助言をする。
「七つの壁を探しなさい。あなた達の目指す未来はそこにある。」
アニメ
シェルターには食料がたくさんあって、野菜は植えられていなかったが、畑はあった。
人はいなかったが、人が住んでいた形跡はあった。
原作
食料はなかった。ピアノの仕掛けの奥にはたくさんの武器があった。畑には野菜があった。
13年前に農園から脱獄したユウゴが登場する。
アニメ
Poachers(密猟者)
原作
HELP(助けて)
アニメ
全カット。
原作
ユウゴはエマたちと協力して戦う。5~6巻程度の内容が含まれている。
アニメ
シェルターの中にミネルヴァさんのペンを使って入れる部屋があった。その部屋に入るとミネルヴァさんからの録音された電話がくる。ミネルヴァさんからの手紙?も残されていた。
原作
GPの地下室でミネルヴァさんからの録音された電話がくる。
アニメ
5話で早くもノーマンが登場。しかも、めっちゃ若い。
原作
ラムダ7214という研究施設の農園に入れられていた。
大幅カットの理由
なぜ、アニメ『約束のネバーランド』は大幅カットをしなければならなかったのでしょうか?
製作者側の何か思惑があるのではないかとも考えられますが、一番考えられる理由は、2期で完結させたいという大人の都合だと思われます。
『約束のネバーランド』の1期は5巻までの内容でしたが、2期現在15巻の内容まできています。
2期で完結させるためには、物語のおよそ5巻分を占めるGP編(ゴールディ・ポンド)を削らなければならなかったのでしょう。
1期が12話で終了しているので、2期も12話での簡潔になると思われます。
しかし、この大幅カットによりノーマンとの早すぎる再開になってしまったことも事実です。
アニメだけを見ている人にとってはあまり違和感はないかもしれませんが、原作をあらかじめ読んでいる人にとっては少し違和感を持った人もいるかもしれません。
今後の展開
今後の展開を少し推測します。
まず、今後の大きな流れとして、①王政権の壊滅、②約束の結び直し、③農園の解放の3つが大きなテーマになってくると思われます。
このあたりの話は1話以上ないとできないと思います。
鬼の王政権を打倒し、鬼を全滅させるノーマンの策、それに同意できないエマの葛藤も少し描かれるかもしれません。
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