今回は、ちょっと都市伝説とは違うかもしれませんが、ユンゲラーが関わっているとある事件についてご紹介します。
実は、スプーン曲げで有名なユリ・ゲラーさんが任天堂を訴えたのではないかという話があります。
その名もユンゲラー裁判!
そんなユンゲラー裁判について解説していきます。
あくまで都市伝説としてお楽しみください。
ユンゲラーとは?
ユンゲラーとは、初代「ポケットモンスター 赤・緑」から登場しているポケモンです。
エスパータイプのポケモンで強力な超能力を使います。
ケーシィの進化系がユンゲラーで、ユンゲラーの進化系がフーディンとなります。
初代ではエスパータイプというだけで最強格のポケモンだったので、ユンゲラーの進化系であるフーディンも最強のポケモンでした。
さらに「ポケットモンスター X・Y」では、メガシンカが解放され、メガフーディンに進化することが可能になりました。
ユリ・ゲラーさんとは?
ユリ・ゲラーさんとは、イスラエル出身の超能力者の方です。
スプーン曲げで有名になり、スプーン曲げといえばユリ・ゲラーさんといわれています。
しかし、ユリ・ゲラーさんが行う超常現象は超能力ではなく、巧妙なマジックであるという意見もあります。
日本のバラエティ番組にもいくつか出演しており、日本ともある程度関係がある人物です。
ユンゲラー事件とは?
ユンゲラー事件、またはユンゲラー裁判とは、2000年12月にユリ・ゲラーさんが任天堂を相手に訴訟を起こした裁判です。
ユリ・ゲラーさん側は任天堂に対して、約101億円の損害賠償を求めました。
一体なぜ、こんな訴訟を起こしたのでしょうか?
それは、お気づきの通り、ユンゲラーというポケモンがユリ・ゲラーさんを元に作られたという主張をしたからです。
肖像権を侵害したという訴えでした。
確かに名前も似ていますし、ユンゲラーのイラストにはスプーンも描かれています。
世間的に見ても明らかにユリ・ゲラーさんをモデルにしていると分かるため、この訴訟は任天堂が不利だったようです。
ユンゲラー裁判の訴訟結果は?
このユンゲラー裁判ですが、任天堂側が敗訴すると考えられていました。
しかし、なんと任天堂側が勝訴してしまいます。
任天堂側の弁護士が優秀な方でした。
ユリ・ゲラーさんの主張では、「ユリゲラーは超能力を使える自分の権利を侵害しています。」と訴えていました。
その主張に対して、任天堂側の弁護士は「ユンゲラーは超能力を使えます。もし、ユンゲラーとユリ・ゲラーが同じだというのなら、この場で超能力を使ってみてください。」と返しました。
これに対し、ユリ・ゲラーさんは黙り込んでしまい、訴訟を取り下げました。
ユンゲラーは、テレポートやねんりきを使います。
きっと同じことをユリ・ゲラーさんに求めたのでしょうね。
ちなみに海外では、ユンゲラーというポケモンは「カダブラ」という名前になっています。
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