『紅の豚』の舞台はイタリアや日本のある場所であるらしいです。
様々な名シーンがありますが、その背景の美しさには驚かされます。
意外な場所が舞台にもなっているので、それを知ってから見るとまた違った面白さがあるかもしれません。
『紅の豚』イタリアのどの場所が舞台?
『紅の豚』の映画の舞台はイタリア、ナヴィリオ運河である可能性が高いです。
映画のあるシーンなのですが、飛行艇の整備のためにミラノに向かっていたポルコでしたが、カーチスと遭遇して撃墜されます。
その後、なんとか生き延びたポルコは、ピッコロ社に飛行艇を修理してもらうのですが、秘密警察が追ってきていたため、そのまま運河を走り去っていくというシーンがありました。
その運河のモデルとなった舞台が、ミラノにあるナヴィリオ運河ではないかと予想されています。
自動車や鉄道がなかった時代は、船が交通手段になっていました。
その時代のミラノでは、運河が張り巡らされていたそうですが、徐々に埋められていきました。
しかし、ナヴィリオ運河だけは残されていました。
今でもナヴィリオ地区は、ミラノの若者たちに人気の場所で、運河のある街並みを楽しめる街です。
『紅の豚』モデルはイタリア空軍なのか?
舞台は1920~1930年代のイタリアを描いており、国家ファシスト党が台頭する時代で、独裁体制が進んでいるという設定です。
ポルコは第一次大戦でエースパイロットとして活躍していた過去が語られています。
その後は第一次大戦が終わり、主人公のポルコは賞金稼ぎになりました。
ポルコが空軍時代に所属していたころの戦友で、現イタリア空軍少佐のフェラーリン。
フェラーリンはポルコから「出世したな」と声をかけられるシーンがありました。2人の空軍時代が窺えます。
ちなみにフェラーリンはポルコのことは本名の「マルコ」と呼んでいます。マダム・ジーナも「マルコ」と呼んでいます。3人は古い付き合いみたいです。
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