サイコパスの人気に火をつけた常守朱『PSYCHO-PASS』

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こんにちは、One=goです。

 

今回は、PSYCHO-PASSが人気作品になったきっかけである常守朱についてご紹介します。

1期のヒロインであり、2期の主人公であり、3期の陰の立役者である常守朱。

『PSYCHO-PASS』は、彼女の作品と言っても過言ではありません。

 

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サイコパスの人気に火をつけた常守朱『PSYCHO-PASS』

常守朱とはいったいどういう人物なのか?

①常守朱の第一印象

かわいい。この一言に尽きる。

配属初日から部下の狡噛さんにドミネーターで発砲するという、顔がかわいい割にすごいことしてます。(作中では、分析官の唐之杜志恩も「顔に似合わず思い切ったことをするもんねぇ」と言っていました。)

1期の最初の方では、執行官からナメられている描写が多いので、ちょっと頼りない感じが漂う少女といった感じ。

特に、執行官の縢秀星は血の気が多く、序盤では常守に対して敵対心を持っているようでした。

監視官の先輩である宜野座伸元からは、”何もわかっていない子ども“のように扱われることも多かったです。

序盤は、そんな感じでまとまりがないチームでした。

 

 

②常守朱の見た目

ショートカットで女の子らしい髪形ですね。

でも実は、彼女はもともと髪は長かったんです。

公安局入局時に彼女自身、髪の毛をバッサリと切っています。

コミカライズ版の『監視官常守朱』の1巻にて髪を切る前の朱ちゃんを見ることができます。

長髪なのに、ボーイッシュな感じですね。

服装は、業務中はレディーススーツを着ています。

霜月美佳(2期から朱の後輩)は、下はズボンですが、朱ちゃんはスカートです。

(霜月美佳も3期からはスカートになっています。)

私服もたびたび見ることができますが、スカート姿が多いですね。

 

 

③常守朱の性格

性格はめちゃくちゃ温厚です。

優しくて、思いやりがあって、おばあちゃん思いの女性といった感じ。

ただ、自分の信念はちゃんと持っており、プライドも高いです。

彼女は、潜在犯をなるべく傷つけない方法で執行しています。

1期の序盤では、人質となった女性を助けるために狡噛さんに発砲したり、2期の序盤では、299(犯罪係数が300以上の対象を殺してしまうため)を待ったりと、何が社会として正しいかを自分で考えたうえで執行する信念があります。

また、彼女はプライドも高いです。

宜野座監視官から、執行官の前で疑問符をつけられる発言に対してちょっとキレてます。1期ではギノさんとのケンカも多いです。

 

 

④常守朱の立場

公安局刑事課一係の監視官です。

コールサインが1期ではSHEPHERD2だったのに対し、2期ではSHEPHERD1に変わっています。

生まれたのが2092年4月1日で、公安局に入局したのが2112年4月なので、20歳で入ったことが分かります。

訓練施設を首席で卒業しており、その優秀さが窺えます。

さらに、13省庁6公司全部A判定だったことが明かされています。

ただ、公安局のA判定が出たのは彼女だけだったことから、公安局への入局を決めています。

 

 

⑤常守朱の人間関係

職場での人間関係

常守朱の人間関係は、1期→2期→3期と流れるにつれて彼女の成長とともに、彼女自身が周りから信頼されていきます。

1期の序盤では、執行官との関係はあまりよろしくなく、監視官の先輩であるギノさんとはケンカをいっぱいしてました。

それが、槙島を追い詰めていくことにより、危険な現場にも一緒になって戦うその姿と、執行官とも対等に関わる姿勢に執行官たちは心を許していきます。

プライベートでの人間関係

1期で印象的だったのは、親友の一人であった船原ゆきです。

船原ゆきは朱ちゃんの友達としてモブキャラで終わるのかなと思っていましたが、PSYCHO-PASSの世界観を作り出した最重要人物です。

PSYCHO-PASSっていうのは、こういう作品なのかと思い知らされました。

2期で印象だったのは、おばあちゃんです。

朱ちゃんは、すごいおばあちゃん子だったそうです。雑賀先生が、朱ちゃんのノンバーバルコミュニケーションから読み取り明らかになっています。

2期で初登場した朱ちゃんのおばあちゃんですが、この人がほんとにいい人で、朱ちゃんはこの人の遺伝子を受け継いでいることがよく分かります。

おばあちゃんは、朱ちゃんのことを「あーちゃん」と呼んでいることからも、その中の良さが窺えます。

命の大切さ重さを知っている。それは何があっても絶対なくしちゃいけないよ。あーちゃん」はPSYCHO-PASSという作中に出てきたからこその名言です。

また、朱ちゃんもおばあちゃんのことを大事にしていて、とてもいい関係に感じました。

 

 

⑥上がらないサイコパス

ここが、PSYCHO-PASSの謎のひとつでもあります。

常守朱は、PSYCHO-PASSが上がりません。

実際には、槙島の顔を暴くために行った記憶の抽出(メモリースクープ)の時に一時的に上がっていますが、それ以外では上がったシーンはありません。

これに関しては、レアケース(免罪体質者)ではないか?という考察が行われていますが、いまだに彼女が免罪体質者なのかどうかははっきりしていません。

ただ、シビュラシステムは彼女を受けれたい節があるようなので、もしかしたらということもあり得ます。

 

 

⑦常守朱の魅力

見ているだけで応援したくなるキャラクター。

主人公の性格が悪いとストーリー移入が難しいですよね。

常守朱は、主人公のお手本とも言ってもいいキャラクターです。

はじめのうちは右も左もわからないところや命を大事にしているところは、常守朱の魅力です。

目に見える成長が感じられる。

いつまでたっても成長しないキャラクターには惹かれません。

常守朱は、物語を通していくにつれて、もっとも成長が感じられるキャラです。

特に1期から2期の変わりようは、子供が大人に成長したくらい気迫が違います。

ビジュアルがカワイイ。

ショートカットなのに女の子らしさがあってかわいいです。

特に1期は、ちょっとおどおどしてるところもあり、強く言うところは強く訴える、感情を一番出しているキャラだったので、それも相まってかわいかったです。

 

 

⑧常守朱の名言

最後に、常守朱の一番の名言で締めます。

「社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ私達は、正しく生きなければならない。」

これからの日本は、どんな道を歩んでいくのか分かりません。でも、どんな道にしたって、一人一人が正しさを追い求めることが大事だと思います。誰かに与えられた正しさではなく、自分自身で考えだした正しさというのは価値のあることだと思います。社会が絶対正しいわけではありません。PSYCHO-PASSの物語は、私たちに正しさの重要性を教えてくれる作品です。

 

 

今回のまとめ

今回は、『PSYCHO-PASS』の顔ともいえる存在である常守朱についてご紹介しました。次回作も朱ちゃんの出番が大いに期待できそうなので楽しみです。彼女の活躍をじっくり待ちましょう。(最後、ちょっと熱く語っちゃってごめんなさい。(笑))




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