『エヴァンゲリオン』新劇場版の完結作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が3月8日に公開されます。新劇場版「序・破・Q」で張り巡らされた伏線は、すべて回収されるのでしょうか?今までの大きな謎を7つおさらいします。
- 碇シンジの存在
- 式波・アスカ・ラングレーの眼帯
- 綾波レイとアヤナミレイ(仮称)
- マリ・イラストリアスの正体
- 渚カヲルの意味深な発言
- 碇ゲンドウの目的
- 加持リョウジの不在
碇シンジの存在
気になるのはシンジは人間なのか?という点です。
ミサトさんが「碇シンジ君でいいのよね?」とリツコさんに確認していたことから、シンジはシンジなのか?という疑問があります。
少なくとも、破のシンジとQのシンジは違うのでしょう。
破→Qには14年という歳月が経っており、我々視聴者もシンジがいなかったその間に何があったのか全く分かりません。
完結編では、この14年に何があったのかについても明かされるのではないでしょうか?
また、シンジが嫌われている理由についても触れられるのではないかとも思われます。
式波・アスカ・ラングレーの眼帯
アスカの眼帯はQからついたものです。
3号機が第9の使徒に浸食された時に、パイロットだったアスカの精神汚染が疑われていたため、破でのアスカは隔離状態にいました。
しかし、Qではアスカはミサト率いるヴィレのメンバーに、改2号機のパイロットとして活躍していました。
アスカの精神汚染はもう大丈夫なのか?
眼帯は精神汚染の代償なのか?
このあたりも解明されるのではないかと思われます。
綾波レイとアヤナミレイ(仮称)
序での綾波は、最初こそはゲンドウ以外に心を許していない様子でしたが、シンジと関わっていくにつれて、食事会を開いてシンジとゲンドウを仲直りさせるキューピットになろうとしたりと、シンジに対しても心を開くようになりました。
破のラストでシンジは綾波を助けますが、Qでのアヤナミレイ(仮称)はシンジとの記憶はない様子でした。
綾波レイとアヤナミレイ(仮称)は別人なのか?
アスカはアヤナミレイ(仮称)に対して、「綾波タイプの初期ロットか」と言っていますが、綾波タイプ?初期ロット?と全く分かりません。
完結編でアヤナミレイ(仮称)と綾波レイがどうなったかについても明かされるのではないでしょうか?
マリ・イラストリアスの正体
破にて、テレビ版では登場しなかった新キャラクターが追加されました。
マリはシンジのことを「ワンコくん」と呼んだり、ゲンドウのことを「ゲンドウくん」と呼んだりと碇親子とは関係がありそうです。
マリの外見は18歳くらいな印象を受けますが、アスカによるとエヴァパイロットは「エヴァの呪縛」で身体的成長は止まってしまうようです。
マリとゲンドウとはいったいどんな関係なのでしょうか?
そして、マリについてはもうひとつ気になる点があります。
マリの目的はいったい何なのでしょうか?
破にて「自分の目的に大人を巻き込むのは気遅れするな」と言っていましたが、マリの目的とは?
エヴァに乗ることが楽しいから、と言われてしまえばそれまでですが、マリには別の目的があるのではないでしょうか?
渚カヲルの意味深な発言
大きな謎を抱えているのが渚カヲルです。
カヲルは数々の意味深な発言をしています。
「カヲルくんループ説」なんて説もあります。
序では「また3番目とはね。変わらないな、君は」、破のラストでは「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ」とまるで前にもシンジと会っているかのような発言をしています。
また、序にて「会える時が楽しみだよ。碇シンジ君」と、Qでは「そんな顔をしないで。また会えるよ、シンジ君」と、エヴァの作品自体がまるでループしているかのような感じもします。
Qで死んだはずのカヲルですが、シンの予告に姿を見せていたり、これまでの彼の発言からもループ説は濃厚です。
碇ゲンドウの目的
インパクトを起こすことがゼーレの目的であり、ゲンドウの目的でもありました。
しかし、ゲンドウの目的はそれだけではないようです。
ネルフを利用していたゲンドウ。
Qでは、ニアサードインパクトを起こしたことによって、ネルフ本部で冬月と一緒にゼーレのモノリスの電源を落としていました。
ミサト率いるヴィレとは対立関係にあり、ミサトさんたちはゲンドウの計画を止めようとしていました。
今のところ、全てがゲンドウの思惑通りの展開のようですが、今後ゲンドウの計画通りになるのでしょうか?
加持リョウジの不在
意外と気になっているのが、加持リョウジ。
破のラストで「ゼーレが黙っちゃいませんよ。」と言ってから、Qでは一切出てきませんでした。
ニアサードインパクトに巻き込まれたと言ってしまえばそれで終わりですが、加持リョウジファンとしてはもう一度出てきてほしいですね。
※ここからは、個人的な妄想です。
旧エヴァでの加持リョウジは重要キャラクターでしたが、新エヴァでは加持さんのポジションにマリがきたような印象を受けます。
第10の使徒戦。旧エヴァではシンジの背中を押したのは加持さんでした。それが新エヴァではマリがシンジを見送ります。
破では、今までの「新世紀エヴァンゲリオン」から新たな「エヴァンゲリオン新劇場版」を作り出すために、重要なシーンだった加持さんとシンジの会話シーンをなくし、そこにわざとマリを持ってきたのではないでしょうか?(マリを重要なキャラクターにするために。)
ヴィレにはミサトさんやリツコさん以外にも、加持さんと面識があったキャラクターがいました。
もし、登場するのであれば、ヴィレ側でしょうか…?
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