須郷徹平、青柳との悲しい過去を乗り越え『PSYCHO-PASS』

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こんにちは、One=goです。

 

今回は、『PSYCHO-PASS』シリーズに2期から登場している須郷徹平についてご紹介します。サイコパス3期では、狡噛慎也や宜野座伸元と共に外務省へ移動していました。須郷徹平が国防省から厚生省へ、厚生省から外務省へ異動になった経歴を踏まえながら、青柳監視官との過去についても触れたいと思います。いつも通り、盛大にネタバレしています。

 

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須郷徹平、青柳との悲しい過去を乗り越え『サイコパス3』

須郷徹平のプロフィール

須郷徹平とはどんな人物なのか?かる~くご紹介します。

CV:東地宏樹

外務省海外調整局行動課特別捜査官。30歳。
元・厚生省公安局刑事課一係の執行官。
実直で生真面目な性格。外務省に籍を移し、
宜野座らと共に国際犯罪に関する事件を追っている。

引用:https://psycho-pass.com/

本当に公式サイトの通りで、まじめすぎるほど目の前の仕事をこなすような人です。

また同時に、観察力にも長けていて2期の序盤では温度計から爆弾の存在を見破った神業を見せています。

(実はここで須郷さん死にかけていますが、後に生き返っています。)

つまり、シビュラシステムに従い、優れた観察力を使いながらまじめに仕事をこなす尊敬できる人物です。

しかし、そんな彼だからこそ起こしてしまった悲しい過去があります。

今回は、そんな彼の過去についてご紹介します。

 

2期での須郷徹平

須郷徹平と青柳監視官

サイコパスアニメ1期は、一係の人物を中心に、常守朱や狡噛慎也が槙島聖護を追いかけるといった話でしたが、アニメ2期では一転、1係だけではなく2係や3係にも焦点があてられました。

(ちなみに須郷さんは2係での勤務でした。後に1係へ。)

2係には、青柳監視官というめちゃくちゃ美人でタフな監視官がいるのですが、この人が須郷さんの上司になります。

青柳監視官はアニメ1期にてちょっとだけ登場していましたが、須郷さんはアニメ2期からの登場でした。2期では青柳監視官と同じ2係に所属していました。

そんなあるとき、立てこもり事件が発生。青柳監視官は人質を守るために、ドミネーターを使わずに直接犯人を切りつけます。

 

須郷徹平と強襲型ドミネーター

悲劇の引き金となったのが、公安の新兵装、強襲型ドミネーターでした。

強襲型ドミネーターの初の使用者は須郷徹平でした。外壁に阻まれた現場でも扱えるため、軍事経験のある須郷さんに任されたのでしょう。

 

閉じ込められた状況下で、ドミネーターも使えない青柳監視官の犯罪係数は343.7、立てこもっていた犯人の犯罪係数は287.1でした。

外壁で対象者が見えない状況下で、須郷さんは犯罪係数の高い方を撃ちます。

その撃った相手が悲劇なことに上司の青柳監視官でした。

 

青柳監視官は登場していた回は少ないのですが、狡噛さんやギノさんと同期ということもあり、ファンが多かったようです。

(僕もファンでした。(´;ω;`))

その青柳監視官が、部下である須郷さんの手で殺害されたため当時のファンはショックを受けた人も多いです。

その後の作品であるSSケース2(PSYCHO-PASS Sinner of the System Case.2 First Guardian)にて、過去のストーリーとしてとっつぁんと一緒に青柳監視官は登場しますが、この話がまた感動作で泣ける泣ける。(´;ω;`)

 

須郷徹平、青柳との悲しい過去を乗り越え

↑青柳監視官。

 

上司を自らの手で殺したという十字架を背負うことになった須郷さん。

2期から性格が穏やかになったギノさんでしたが、同期で付き合いも長かった青柳を殺されたことにより、須郷に怒りを感じつつ傷心します。

ふたりのやり取りは以下の通りです。

須郷「青柳監視官は……あなたの同期で友人だった」

宜野座「……おまえの上司でもあった」

須郷「……自分は」

宜野座「お前は潜在犯を執行しただけだ」「何も間違ったことはしていない」

須郷「しかし!」

宜野座「ただ……」

「しばらく俺の前に顔を見せないでくれ」

引用:橋野サル,『PSYCHO-PASS サイコパス 2 ②』,株式会社マッグガーデン,2015年,161・162ページ,ISBN978-4-8000-0512-0 C9979

2期では温厚だったギノさんも、この時だけはキレてました。

須郷さんは、上司を失い、移動先の同僚に嫌われ、相当なストレスを抱えていたと思います。

それでも、前に進もうとする須郷さんやギノさんの精神には勇気をもらえます。(´;ω;`)

その後、酒々井監視官を奪還した際に和解したシーンには、今でも思い出し泣きしてしまいます。

 

須郷徹平の明かされた過去

PSYCHO-PASS Sinner of the System Case.2 First Guardian

SSケース2では、須郷さんを中心に過去のサイコパスを振り返りました。

今まで須郷さんの話はあまりなかったので、須郷さんのことを知れたのはありがたいですね。

元軍人である須郷さんの優秀さが伝わりました。

SSケース2は死者の物語でもあります。

作中の2112年では、須郷さんの上司である大友逸樹、同僚である大友燐が亡くなります。

最後には須郷さんが「燐!」と叫びながら抱きかかえるシーンがあり、須郷さんは燐さんに好意があったのではないかと思います。(あくまで個人的な印象です。)

また、2117年にはもういない、とっつぁんや青柳さん、縢くんも登場します。

青柳さんについては、この作品で知れたことも多く、青柳ファンをさらに増やしました。

(SSを見たら、青柳さんが出てくるアニメ2期を見るのがさらに辛いです。)

須郷さんと関わった多くの人達が死んでいく中、彼のストレスは相当なものであったと思います。

そして、青柳監視官の死を知らない狡噛さんが日本に帰国します。

(気になるのは狡噛さんはいつ、青柳監視官の死を知ったのでしょうか。)

 

須郷徹平のサイコパス3での活躍

SSでは行動課メンバーが中心に描かれていました。

ケース1では宜野座、ケース2では須郷、ケース3では狡噛がそれぞれの視点で描かれていました。

須郷さんもその優秀さから、行動課メンバーの仲間入りに。

アニメ3期ではギノさんと一緒に行動することが多く、ギノさんとの蟠りがなくなったようでした。

 

今回のまとめ|須郷徹平かっこいい

今回は、青柳との悲しい過去を乗り越えた須郷徹平についてご紹介しました。須郷さんの不運な人生がこれで終わってくれるといいですね。多くの仲間を失った須郷さんでしたが、どんなに傷つこうとも前に進もうとする彼の姿には勇気をもらえます。そしてそれは、生前に須郷さんに伝えていた「ヤケになるなよ 生きてりゃどうにかなる」という言葉とともに”刑事”という進むべき道を示してくれたとっつぁんのおかげかもしれません。

(個人的にとっつぁんのこの言葉があったから、須郷さんは青柳監視官との悲しい別れ、その後のギノさんとの関係修復ができたのだと思っています。)

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